精選版 日本国語大辞典 「阿房払」の意味・読み・例文・類語 あほう‐ばらいアハウばらひ【阿房払】 〘 名詞 〙 江戸時代、武士に対する刑の一つ。両刀を取り上げ、裸にして割り竹でたたき、古着に縄の帯をしめさせて追放すること。裸にしたり、しばったりして人々にあざけられるような姿で追放することを広くいう場合もある。方薬払い。おどけ者払い。[初出の実例]「知行召しあげられ、あはうばらひに追放せられ」(出典:仮名草子・可笑記(1642)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例