精選版 日本国語大辞典 「両刀」の意味・読み・例文・類語 りょう‐とうリャウタウ【両刀】 〘 名詞 〙① 二本の刀。また、武士の身につけていた刀と脇差(わきざし)の称。大小。また、それを身につけた武士。[初出の実例]「刀を叉(くみ)て、敵刀を其丫(また)に〈略〉承けて、両刀を闢(ひらい)て、敵刀を避」(出典:剣攷(1811‐41頃か)向満字横満字)[その他の文献]〔李頎‐崔五六図并風各賦一物得烏孫佩刀詩〕② 「りょうとうづかい(両刀遣)」の略。[初出の実例]「しかし餠と酒の両刀(リャウトウ)だから、ふせうしてやれか」(出典:人情本・春色辰巳園(1833‐35)後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例