阿神多沙只浦(読み)あしたさきうら

日本歴史地名大系 「阿神多沙只浦」の解説

阿神多沙只浦
あしたさきうら

壱岐国にみえる中世の浦。「海東諸国紀」に壱岐一四浦の一つとして「阿神多沙只浦」とみえる。比定地は未詳ながら、芦辺浦の古名であるともいう芦田あした崎に関連するもので、あした崎に通じるとされる。弘仁六年(八一五)壱岐に異賊が襲来したことを契機に設置された関二ヵ所・要害一四ヵ所の一つ「朝崎」も当地である可能性が高い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む