阿賀沖油田(読み)あがおきゆでん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿賀沖油田」の意味・わかりやすい解説

阿賀沖油田
あがおきゆでん

新潟県阿賀野川河口沖の,日本海洋石油資源開発と出光日本海石油開発の共同鉱区で発見された日本最大の油・ガス田。 1972年1月に阿賀沖1号井で油・ガス田発見の端緒を得,その後5坑の試掘井可採鉱量約 1000万 kl (原油換算) の日本初の本格的大陸棚油・ガス田であることを確認。 74年8月,沖合い 11km,水深 80mの位置に海洋プラットフォームを建設して開発に着手した。生産開始は 76年9月。同油田の北方には阿賀沖北油田が開発された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む