可採鉱量(読み)かさいこうりょう(英語表記)minable ore

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「可採鉱量」の意味・わかりやすい解説

可採鉱量
かさいこうりょう
minable ore

埋蔵鉱量うち,採鉱しうる鉱量実収鉱量ともいう。鉱石石炭は存在の仕方地質構造品位などにより,鉱量として計算されているうちの 50~70%程度しか経済的に採掘できない。可採鉱量はまた技術進歩,対象鉱石の経済価値の変化によっても変動する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の可採鉱量の言及

【埋蔵量】より

…その計算基準はJISに規定されている。埋蔵量は原始埋蔵量(総鉱量ともいう)と可採埋蔵量(可採鉱量ともいう)とに分けられる。原始埋蔵量とは,生産が開始される以前の,発見された当初に油ガス層内に存在していた原油,天然ガスの総量をいう。…

※「可採鉱量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android