阿頼耶(読み)あらや

精選版 日本国語大辞典 「阿頼耶」の意味・読み・例文・類語

あらや【阿頼耶】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] ālaya音訳。阿梨耶、阿黎耶とも当て、蔵する物の意で、無没、蔵、宅、所著などと訳す ) 仏語。一切の万有をその中に蔵し、支え保って失わない心。→阿頼耶識(あらやしき)。〔大日経‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 阿頼耶識 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android