陀羅尼品(読み)だらにほん

精選版 日本国語大辞典 「陀羅尼品」の意味・読み・例文・類語

だらに‐ほん【陀羅尼品】

(「品」は仏典の章・編の意) 法華経の第二六、陀羅尼品をいう。薬王菩薩を初め羅刹女などが、それぞれの陀羅尼を説いて法華行者守護をうったえたもの。
※公任集(1044頃)「陀羅尼品 限りなき法の力にときそふる守はいとと頼もしきかな」

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