陀羅尼品(読み)だらにほん

精選版 日本国語大辞典 「陀羅尼品」の意味・読み・例文・類語

だらに‐ほん【陀羅尼品】

  1. ( 「品」は仏典の章・編の意 ) 法華経の第二六、陀羅尼品をいう。薬王菩薩を初め羅刹女などが、それぞれの陀羅尼を説いて法華行者守護をうったえたもの。
    1. [初出の実例]「陀羅尼品 限りなき法の力にときそふる守はいとと頼もしきかな」(出典:公任集(1044頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む