薬王菩薩(読み)ヤクオウボサツ

大辞林 第三版の解説

やくおうぼさつ【薬王菩薩】

二十五菩薩の一。「法華経薬王品」に説かれる菩薩。修行していた時、仏道のために両腕を焼くという捨身供養=薬王焼臂しようひを行なったという。
良薬を与え、衆生しゆじようの病気を治すとされる菩薩。時に薬上菩薩とともに釈迦如来の脇侍きようじとなる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

やくおう‐ぼさつ ヤクワウ‥【薬王菩薩】

釈迦如来の脇侍の一つ。過去に、星宿光長者と称した時、大乗を聞いて、妙薬によって民衆の心身の病を治療しようという大願を起こした菩薩で、薬上菩薩はその弟。ともに未来世にはとなると記別を受けた。また阿彌陀の二十五菩薩の一つに数える。薬王
口遊(970)内典門「四天王下、念薬王菩薩」 〔法華経‐法師品〕

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