日本歴史地名大系 「陣ヶ岡村」の解説 陣ヶ岡村じんがおかむら 岩手県:紫波郡紫波町陣ヶ岡村[現在地名]紫波町陣ヶ岡中島(なかじま)村の南西、陣ヶ岡東方の平坦地に位置。西は宮手(みやで)村、南は二日町(ふつかまち)新田。村名は前九年の役で源頼義、文治五年(一一八九)の奥州合戦で源頼朝が陣場としたといわれる陣ヶ岡に由来。古くは宮手村のうちであったという。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に村名がみえ、蔵入高一〇四石余、七ヵ年平均の免二ツ四分二厘二毛、ただし諸役代金目三〇匁とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報