除かる(読み)のぞかる

精選版 日本国語大辞典 「除かる」の意味・読み・例文・類語

のぞか・る【除】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 なくなる。とりはらわれる。
    1. [初出の実例]「漸く瘳え除(ノソカ)首領を存すること得たり」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)九)
    2. 「悪業煩悩の病もすなはちのそかり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android