除かる(読み)のぞかる

精選版 日本国語大辞典 「除かる」の意味・読み・例文・類語

のぞか・る【除】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 なくなる。とりはらわれる。
    1. [初出の実例]「漸く瘳え除(ノソカ)首領を存すること得たり」(出典:大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)九)
    2. 「悪業煩悩の病もすなはちのそかり」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月八日)

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