デジタル大辞泉 「陶磁製方」の意味・読み・例文・類語 とうじせいほう〔タウジセイハウ〕【陶磁製方】 江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の著作。元文2年(1737)9月に書かれた入門書で、作陶方法などを記している。大川家とその親戚に伝えられた写しが残る。佐野伝書。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の陶磁製方の言及 【尾形乾山】より …しかし享保(1716‐36)のころ江戸に下向し,寛永寺領入谷で窯を開き,37年(元文2)には下野(しもつけ)(栃木県)佐野に招かれて作陶した。また同年《陶工必用》(江戸伝書),《陶磁製方》(佐野伝書)の2冊の陶法伝書を著している。【河原 正彦】 関東時代の乾山は,作陶と並んで絵画制作に精力を注いだ。… ※「陶磁製方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by