共同通信ニュース用語解説 「陸軍大刀洗飛行場」の解説
陸軍大刀洗飛行場
1919年10月に完成し、現在の福岡県筑前町など3市町にまたがる航空拠点だった。さまざまな軍事施設が造られ、総面積は約380万平方メートルに及んだ。中国大陸や南方戦線への中継基地だったが、40年に飛行学校が置かれてからは教育機関としての色を強め、大刀洗平和記念館によれば陸軍飛行士の3分の2を輩出。米軍爆撃機による45年3月以降の空襲で壊滅状態となった。特攻基地で有名な鹿児島県の知覧飛行場(現在の南九州市)は分校にあたる。
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