隅切(読み)すみきり

精選版 日本国語大辞典 「隅切」の意味・読み・例文・類語

すみ‐きり【隅切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 近世軍陣指し物の名。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
    1. 隅切<b>①</b>〈武用弁略〉
      隅切〈武用弁略〉
  3. すみきりかく(隅切角)」の略。
    1. [初出の実例]「休云、昔隅切の炉までは、炭をつぎたる時、客衆見物すると云ことはなし」(出典:南方録(17C後)滅後)
  4. すみきりげた(隅切下駄)」の略。
  5. すみきりかく(隅切角)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android