隆起準平原(読み)りゅうきじゅんへいげん(その他表記)elevated peneplain

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「隆起準平原」の意味・わかりやすい解説

隆起準平原
りゅうきじゅんへいげん
elevated peneplain

地殻運動によって隆起した準平原。一度浸食基準面まで削剥され低下,小起伏化した土地が,再び地殻運動によって高所にもち上げられたもの。縁辺部から浸食が再び始まって深い谷が小起伏面を刻むようになる。三河高原吉備高原などはこの例で,新第三紀に形成された起伏面が隆起したものと考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む