最新 地学事典 「隆起準平原」の解説
りゅうきじゅんへいげん
隆起準平原
uplifted peneplain
準平原が隆起した高原状の地形。W.M. Davisの地形輪廻説では,準平原は侵食基準面付近につくられる小起伏の終末地形。これが比較的均一な全体の隆起によって高所に保存される場合,隆起準平原面と呼ぶ。準平原の形成時代が決定しにくいので,一般に隆起速度の算定は難しい。天山やアルタイの平頂峰などが好例とされる。日本では,阿武隈山地や中国山地にみられる波状の小起伏の地形がこの地形といわれている。
執筆者:木曽 敏行・小池 一之
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

