階上岳大明神本宮(読み)はしかみだけだいみようじんほんぐう

日本歴史地名大系 「階上岳大明神本宮」の解説

階上岳大明神本宮
はしかみだけだいみようじんほんぐう

[現在地名]八戸市妙 桶屋平

みようの東に位置する。階上岳大明神の本宮にあたり、寛文五年(一六六五)の無量院の御立願状(常泉院文書)に「一妙村ノ大明神 絵馬納事」とある。宝暦五年(一七五五)の堂林寺門間数改書上帳(同文書)の「鳥屋部嶽大明神」の項には「妙村本宮大明堂」とみえる。八戸藩日記の延宝七年(一六七九)六月四日条所載の妙野大明神堂棟札写によれば、天正一三年(一五八五)大檀那八戸政栄(根城南部氏一八代)が建立し、慶長一六年(一六一一)大檀那八戸直政(同二〇代)が再興したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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