随自意(読み)ずいじい

精選版 日本国語大辞典 「随自意」の意味・読み・例文・類語

ずい‐じい【随自意】

  1. 〘 名詞 〙 仏語相手にかまわず自分の思うところに従うこと。また、それによってそのまま説き示すこと。
    1. [初出の実例]「四非行非坐三昧者、南岳師呼為随自意、意起即修三昧」(出典顕戒論(820)上)
    2. 「譬ば子の心に親の随をば随他意と申。親の心に子の随をば随自意と申」(出典:日蓮遺文‐新池殿御消息(1279))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android