隔をおく(読み)へだてをおく

精選版 日本国語大辞典 「隔をおく」の意味・読み・例文・類語

へだて【隔】 を おく

  1. 遠ざかる。間隔をあける。
    1. [初出の実例]「人目を思して、へだてをき給ふ夜な夜ななどは」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
  2. わけへだてをする。
    1. [初出の実例]「総ての大学生をおのれの子息か何ぞのやうに取り扱って、更に隔てを置かぬばかりではなく」(出典:春潮(1903)〈田山花袋〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android