隔生則忘(読み)きゃくしょうそくもう

精選版 日本国語大辞典 「隔生則忘」の意味・読み・例文・類語

きゃくしょう‐そくもうキャクシャウソクマウ【隔生則忘】

  1. 〘 名詞 〙 ( 仏教思想から出た語。「きゃくしょうそくぼう」とも ) 普通一般の人は、この世に生まれかわるときには、前世のことをすべて忘れ去るということ。
    1. [初出の実例]「隔生即忘して、すべて覚え侍らず」(出典:撰集抄(1250頃)一)
    2. [その他の文献]〔法華経玄義‐六下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android