隔生則忘(読み)きゃくしょうそくもう

精選版 日本国語大辞典 「隔生則忘」の意味・読み・例文・類語

きゃくしょう‐そくもう キャクシャウソクマウ【隔生則忘】

〘名〙 (仏教思想から出た語。「きゃくしょうそくぼう」とも) 普通一般の人は、この世に生まれかわるときには、前世のことをすべて忘れ去るということ。
撰集抄(1250頃)一「隔生即忘して、すべて覚え侍らず」 〔法華経玄義‐六下

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android