隠立(読み)かくしだて

精選版 日本国語大辞典 「隠立」の意味・読み・例文・類語

かくし‐だて【隠立】

  1. 〘 名詞 〙 事を強いて隠して人に知られないようにすること。
    1. [初出の実例]「うぬがものをかくしだてする根性骨で、人のこたア、ヤレかくすの、なんのと」(出典:洒落本・恵比良濃梅(1801)四)
    2. 「それにおまへは隠(カク)しだて、なぜうちあけては咄さぬのだへ」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android