隻輪(読み)せきりん

普及版 字通 「隻輪」の読み・字形・画数・意味

【隻輪】せきりん

車の一輪。〔公羊伝、僖三十三年〕秦伯將(まさ)にはんとす。百里子と蹇叔子(けんしゆくし)諫めて曰く、千里にして人をふ、未だ(ほろ)びざるらざるなり。~弦高なるは、なり。之れに(かう)にふ。~然れども晉人と姜戎と、之れ(秦師)を(むか)へ、之れをつ。匹馬隻輪も反(かへ)る無し。

字通「隻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android