雁が飛べば石亀もじだんだ(読み)がんがとべばいしがめもじだんだ

精選版 日本国語大辞典 の解説

がん【雁】 が 飛(と)べば石亀(いしがめ)もじだんだ

  1. 自分分際を忘れて、みだりに他のまねをしようとすることのたとえ。雁が起てば鳩も起つ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 の解説

雁が飛べば石亀も地団駄

雁が飛び立つのを石亀が見て、自分も飛ぼうとして身をもがくが、飛べないのでくやしがってじだんだを踏む。自分の分際を忘れて、みだりに他のまねをしようとすることのたとえ。

[解説] 「地団駄」は、地面何度も激しく踏みつけること。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android