集はる(読み)ウゴナワル

デジタル大辞泉 「集はる」の意味・読み・例文・類語

うご‐なわ・る〔‐なはる〕【集はる】

[動ラ四]集まる。寄り集まる。
「―・りはべる国の民、訴ふる所多さはにあり」〈孝徳紀〉

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精選版 日本国語大辞典 「集はる」の意味・読み・例文・類語

うご‐なわ・る‥なはる【集】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 寄り集まる。天皇など身分の高い人の前に参集している集団を見下していう表現。
    1. [初出の実例]「集(ウゴナハリ)侍る卿等(まへつきみたち)〈略〉と諸(もろもろ)百姓(おほみたから)に詔りたまはく」(出典日本書紀(720)大化二年二月(北野本訓))

集はるの補助注記

「観智院本名義抄」の「 ウコナハラス」は、「うごなはる」の未然形に、打消の助動詞「ず」が接続した語形か。

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