雑宝(読み)ぞうほう

精選版 日本国語大辞典 「雑宝」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐ほうザフ‥【雑宝】

  1. 〘 名詞 〙 いろいろな宝。
    1. [初出の実例]「雑宝の船、植木の影に遊び、孔雀・鸚鵡、中の洲に遊ぶ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)音楽)
    2. 「珍奇の雑宝(サウホウ)(〈注〉メツラシキクサグサノタカラ)をもて、これを厳飾せり」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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