雑賀山(読み)さいかやま

日本歴史地名大系 「雑賀山」の解説

雑賀山
さいかやま

東は関戸せきど辺りから西に連なって雑賀崎さいかざきに至って海に入る山並総称。この山の南を和歌浦わかのうら、北を昔の雑賀浦といい(続風土記)、山の高さは一〇〇メートル内外から一四〇―一五〇メートルどまり。それぞれの峰に小名がついている。東端は東照宮があるので権現ごんげん山またみや山ともいい、その西は天満宮があるので天神てんじん(九三メートル)という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android