離れ物(読み)ハナレモノ

デジタル大辞泉 「離れ物」の意味・読み・例文・類語

はなれ‐もの【離れ物】

仲間から離れているもの。
「その中に美児ひとり、―にて艫櫓ともやぐらに上がり」〈浮・男色大鑑・四〉
普通とは異なる特殊な事情にあるもの。
「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産はあるまいが、産の道は―」〈浄・女護島
離れるはずのもの。
「合はせ物は―」〈毛吹草・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 やぐら 艫櫓

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む