百科事典マイペディア「やぐら」の解説 やぐら 中世の横穴式墳墓。矢倉・谷倉・矢蔵・屋蔵・窟などと記される。13世紀末から14世紀にかけて主に鎌倉で造られ,山腹の崖に掘り込まれ,埋骨施設と供養のための仏堂(仏像を安置したり,壁面に浮彫して荘厳している)機能を併せ持つ。百八やぐら群,朱だるきやぐら群など群集化したものが多い。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報