難信(読み)なんしん

精選版 日本国語大辞典 「難信」の意味・読み・例文・類語

なん‐しん【難信】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 信じることがむずかしいこと。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 仏語仏法世間常識では信じがたい深く微妙な教えであるということ。特に、法華経の説くところや凡夫がただちに成仏すると説く他力念仏にいわれる。〔法華略秘釈(9C中か)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む