雨宿(読み)あまやどり

精選版 日本国語大辞典 「雨宿」の意味・読み・例文・類語

あま‐やどり【雨宿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雨にあった時、軒下木陰などに休んで晴れるのを待つこと。あまやみ。あまよけ。あまやど。
    1. [初出の実例]「安万也と利(アマヤトリ) 笠やどり(やど)りてまからむ 郭公(しでたをさ)」(出典:催馬楽(7C後‐8C)婦が門)
    2. 「本ぶりに成て出て行雨やどり」(出典:雑俳・柳多留‐初(1765))
  3. サトザクラの園芸品種。花が垂れ下り、白色で径約四センチメートル。花弁は三~四列になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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