どり(読み)ドリ

デジタル大辞泉 「どり」の意味・読み・例文・類語

どり

鳥類肺臓および気嚢きのう。紅血色で海綿状のもの。古くは有毒と思われていたが毒はない。「鳥は食ってもどり食うな」

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精選版 日本国語大辞典 「どり」の意味・読み・例文・類語

どり

  1. 〘 名詞 〙 鳥または兎(うさぎ)などの肺臓。古くは有毒とされていたが、実際には毒はない。
    1. [初出の実例]「鶏を割いて見ると俗に云ふドリ即ち肺臓が変色して居るのも」(出典:食道楽‐冬(1904)〈村井弦斎〉三三六)

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