雪山の鳥(読み)せっせんのとり

精選版 日本国語大辞典 「雪山の鳥」の意味・読み・例文・類語

せっせん【雪山】 の 鳥(とり)

  1. インドヒマラヤに住むという想像上の鳥、寒苦鳥(かんくちょう)のこと。仏教では、この鳥を、なまけて善根を積まず、悟りを求めようとしない人にたとえる。
    1. [初出の実例]「維盛が身のいつとなく、雪山(セッセン)の鳥の鳴くらんやうに、けふよあすよとおもふ物を」(出典:高野本平家(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む