雪折(読み)ゆきおれ

精選版 日本国語大辞典 「雪折」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐おれ‥をれ【雪折】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 降り積もった雪の重みで木の幹や枝、竹などが折れること。また、その折れたもの。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「春きなば思ひもかけじあらち山雪おれしつつみちまどひけり」(出典:散木奇歌集(1128頃)冬)
  3. 幼くて死ぬこと。夭折
    1. [初出の実例]「すすめにじや・雪折の子は仏ぼさつ」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android