日本歴史地名大系 「雲州久邑長沢焼窯跡」の解説 雲州久邑長沢焼窯跡うんしゆうくむらながさわやきかまあと 島根県:簸川郡多伎町久村雲州久邑長沢焼窯跡[現在地名]多伎町久村長沢山唐津屋(からつや)谷に南面する約三〇度の傾斜地にある。約五アールと三アールの作業場跡と考えられる削平地と、窯場に至る道がある。窯は長さ一九・五メートル、幅は最上部で六・五メートルを測る大規模なもので、七つの焼成室からなる登窯である。文政一〇年(一八二七)頃開窯した県内最古の磁器焼成窯跡で、県指定史跡。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by