雲焼(読み)くもやけ

精選版 日本国語大辞典 「雲焼」の意味・読み・例文・類語

くも‐やけ【雲焼】

  1. 〘 名詞 〙 強い日光や火災の光などが遠くの雲に映って、赤く焼けるように見えること。かぎろい。
    1. [初出の実例]「先段天の雲やけと見たるは、信州あさまのたけの焼たる也」(出典:多聞院日記‐天正一〇年(1582)三月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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