雲離る（読み）くもばなる

精選版 日本国語大辞典 「雲離る」の意味・読み・例文・類語

くも‐ばな・る【雲離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 雲が遠く離れてゆく。人が遠くへ離れてゆくことにたとえる。
    1. [初出の実例]「大和へに 西風吹き上げて 玖毛婆那礼(クモバナレ) 退(そ)き居りとも 我忘れめや」(出典：古事記（712）下・歌謡)

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報 | 凡例

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