零月(読み)こぼれづき

精選版 日本国語大辞典 「零月」の意味・読み・例文・類語

こぼれ‐づき【零月】

  1. 〘 名詞 〙 連句で、月の句を定座(じょうざ)(=よむように定められた位置)よりもあとに出すこと。また、その句。→零す
    1. [初出の実例]「ここにて月をするもあり。こぼれ月(ツキ)といふなり」(出典男重宝記(元祿六年)(1693)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android