電力小売自由化(読み)デンリョクコウリジユウカ

デジタル大辞泉 「電力小売自由化」の意味・読み・例文・類語

でんりょくこうり‐じゆうか〔‐ジイウクワ〕【電力小売(り)自由化】

電力小売全面自由化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電力小売自由化」の意味・わかりやすい解説

電力小売自由化
でんりょくこうりじゆうか

消費者が自由に電力供給会社を選択できるようにすること。電気事業審議会基本政策部会が 1998年5月にまとめた答申に沿って,99年度中には電力会社以外の発電事業者が,企業向け電力を直接販売できるようになる。電力卸に関してはすでに 96年度に自由化されている。世界的に割高といわれる日本の電力料金を国際水準に引下げるのがその目的であるが,今回の小売自由化では一般消費者向けは対象に含まれないほか,卸売市場の創設と一体化した完全自由化の実現は見送られた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android