電気ボイラ(読み)でんきボイラ(その他表記)electric boiler

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電気ボイラ」の意味・わかりやすい解説

電気ボイラ
でんきボイラ
electric boiler

電熱温水または蒸気を発生させる装置電熱線を直接に,または発熱体を絶縁して缶の中に入れる発熱体式と,水の抵抗を利用し,電極間の水に電流を通じて発熱させる電極式とがある。発熱体式は小型用,電極式は大型用で,ともに発熱部が缶の中にあるので効率が高い。燃料ボイラのように,貯炭場,灰捨て場,煙突などが不要,自動調節が容易,作動中の監視がいらないなどの利点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android