霊じわう(読み)たまじわう

精選版 日本国語大辞典 「霊じわう」の意味・読み・例文・類語

たま‐じわ・う‥ぢはふ【霊じわう】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「ぢはふ」の「ぢ」は神霊の意 ) 霊の力で守る、助ける。→ちわう
    1. [初出の実例]「霊治波布(たまヂハフ)神も吾をば打棄(うつ)てこそしゑや命(いのち)の惜しけくもなし」(出典万葉集(8C後)一一・二六六一)

霊じわうの補助注記

「かみ(神)」にかかる枕詞とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 ウツ 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む