霊じわう(読み)たまじわう

精選版 日本国語大辞典 「霊じわう」の意味・読み・例文・類語

たま‐じわ・う‥ぢはふ【霊じわう】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「ぢはふ」の「ぢ」は神霊の意 ) 霊の力で守る、助ける。→ちわう
    1. [初出の実例]「霊治波布(たまヂハフ)神も吾をば打棄(うつ)てこそしゑや命(いのち)の惜しけくもなし」(出典万葉集(8C後)一一・二六六一)

霊じわうの補助注記

「かみ(神)」にかかる枕詞とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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