ち‐わ・う‥はふ
- ( 「ち」は「霊力」の意 )
- [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 霊力を現わす。また、神が霊力を発揮して加護を垂れる。
- [初出の実例]「男神(ひこかみ)も 許し賜ひ 女神(ひめかみ)も 千羽日(ちはひ)給ひて」(出典:万葉集(8C後)九・一七五三)
- [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 霊力によって守る。
- [初出の実例]「寺の躰を見に、極て貴き事无限(かぎりな)し。東は近江の江を護(ちは)へたり」(出典:今昔物語集(1120頃か)一一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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