霜葉は二月の花より紅なり(読み)そうようはにがつのはなよりくれないなり

故事成語を知る辞典 の解説

霜葉は二月の花より紅なり

秋の紅葉の美しさをたたえたことば。

[使用例] このあたりは山近く林密にして、立田の姫が織り成せる木々の錦、二月の花よりも紅にして、においあらましかばと惜しまるる美しさ、得も言われず[高山樗牛滝口入道|1894]

[由来] 九世紀の中国、唐王朝の時代の詩人ぼくの「山行」という詩の一句から。遠く山奥まで出かけて目にした夕暮れの紅葉を、「霜葉は二月の花より紅なり(霜に打たれて色づいた紅葉は、二月に咲く花よりも赤くて美しい)」とうたっています。

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