霞ヶ浦のわかさぎ(読み)かすみがうらのわかさぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「霞ヶ浦のわかさぎ」の解説

霞ヶ浦のわかさぎ[水産]
かすみがうらのわかさぎ

関東地方茨城県地域ブランド
霞ヶ浦周辺で漁獲される。江戸時代将軍家に献上されてから公魚と呼ばれるようになった。1880(明治13)年、かすみがうら市の折本良平が、風力を利用して船と網を引く帆びき網漁を発明し、わかさぎ漁が発展した。現在ではエンジン付きトロールのひき網漁がほとんど。加工品煮干し佃煮もつくられている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android