精選版 日本国語大辞典 「霧間」の意味・読み・例文・類語
きり‐ま【霧間】
- 〘 名詞 〙
- ① 霧がたちこめている中。
- [初出の実例]「夏ふかき野へをまかきにこめおきて霧間の露の色を見るかな〈藤原定家〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)九)
- ② 霧の絶え間。霧のひま。
- [初出の実例]「川音聞こえて里続き、奥もの深き谷の門に、連らなる軒を絶えだえの、霧間に残す夕かな」(出典:謡曲・玉葛(1470頃))
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...