霰打(読み)あられうつ

精選版 日本国語大辞典 「霰打」の意味・読み・例文・類語

あられ‐うつ【霰打】

  1. 同音の繰り返しによって、地名あられ松原」にかかる。あられの降る実景を描いたものとして、枕詞とはみない説もある。
    1. [初出の実例]「霰打(あられうつ)あられ松原住吉(すみのえ)の弟日娘(おとひをとめ)と見れど飽かぬかも」(出典万葉集(8C後)一・六五)

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