青み痩す(読み)あおみやす

精選版 日本国語大辞典 「青み痩す」の意味・読み・例文・類語

あおみ‐や・すあをみ‥【青痩】

  1. 〘 自動詞 サ行下二段活用 〙 顔色などが青くなって、やせ衰える。憔悴(しょうすい)する。青みおとろう。
    1. [初出の実例]「尻切れの尻の破(や)れたる穿きて、けもなくあおみやせて、ゆるぎ出で来て」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む