青山原宿町(読み)あおやまはらじゆくまち

日本歴史地名大系 「青山原宿町」の解説

青山原宿町
あおやまはらじゆくまち

[現在地名]渋谷区神宮前じんぐうまえ三丁目、港区北青山きたあおやま三丁目

青山の北端にある年貢町屋。もと原宿村のうち。矢倉沢やぐらさわ往還の北側後背部にあたって片側町・両側町が入交じる。東は幕臣永田・高田邸、出雲母里藩松平家上屋敷、南は安芸広島藩松平(浅野)家上屋敷(内証分)と接し(以上現港区)、西が同家下屋敷・同抱添地(原宿村)、北が長安ちようあん寺境内・原宿村百姓地。元文三年(一七三八)町方支配になったので村名を町に唱えることになった(文政町方書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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