青山秀三郎(読み)アオヤマ ヒデサブロウ

20世紀日本人名事典 「青山秀三郎」の解説

青山 秀三郎
アオヤマ ヒデサブロウ

大正・昭和期の鉱山学者 東京大学名誉教授



生年
明治27(1894)年3月18日

没年
昭和44(1969)年8月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大工科大学採鉱冶金科〔大正7年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
大正7年東京帝大工科大学採鉱冶金科講師、8年助教授、昭和2年ドイツ留学。5年教授。27年工学部長、29年退官、名誉教授。わが国の物理探鉱法草分けで、物理探鉱試験所の組織づくり、ボーリング技術の導入など、近代採鉱技術の先駆的役割を果たした。この間、学術研究会議会員、文部省視学委員、科学技術審議会委員、資源庁炭田探査審議会委員、地下資源開発審議会委員、文部省大学学術局大学設置審議員、防衛庁技術研究所長などを歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山秀三郎」の解説

青山秀三郎 あおやま-ひでさぶろう

1894-1969 大正-昭和時代の鉱山学者。
明治27年3月18日生まれ。ドイツ留学後,昭和5年母校東京帝大の教授となり,工学部長。物理探鉱法の研究で知られる。退官後,地熱開発技術審議委員,防衛庁技術研究所所長などをつとめた。昭和44年8月4日死去。75歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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