青房・青総(読み)あおぶさ

精選版 日本国語大辞典 「青房・青総」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぶさ あを‥【青房・青総】

〘名〙
青色ふさ牛馬の尻にかける青ひものふさなど。
太平記(14C後)九「黒糸の鎧に、五枚甲(かぶと)の緒を縮めて、白栗毛の馬に青総懸て乗たるが、馬をしづしづと歩ませて」
大相撲で、土俵上のつり屋根の北東のすみに垂らす青色のふさ。春と青龍を表わす。青柱に代えて昭和二七年(一九五二)秋場所から採用された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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