しょう‐りゅうシャウ‥【青龍】
- ( 「しょう」は「青」の呉音 )
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① 東方の守護神。中国、漢代のころ西方の白虎、南方の朱雀(朱鳥)、北方の玄武と共に四方に配した四神(四獣)の一つ。龍形。青は五行説で東方の色。蒼龍。しょうりょう。せいりょう。
青龍[ 一 ]①〈奈良県薬師寺薬師如来台座〉
- [初出の実例]「謹誓東方青龍清浄、謹誓西方白帝白龍、謹誓中央黄帝黄龍」(出典:謡曲・道成寺(1516頃))
- [その他の文献]〔管子‐地員〕
- ② 「しょうりゅうき(青龍旗)」の略。
- ③ 地相・家相の用語。理想的な地形として、家の左方(東)に流水のあることをいう。せいりょう。
- [初出の実例]「左青龍(さシャウリウ)、右白虎(うはくこ)、前朱雀、後玄武、四神相応の地也」(出典:高野本平家(13C前)五)
- ④ 青い龍。中国で瑞兆とする。蒼龍。せいりょう。
- [初出の実例]「秋汝かくにの太子本(もと)は此山の念禅師青龍の車に乗て」(出典:観智院本三宝絵(984)中)
- [ 2 ]
- [ 一 ] 中国の天文学で、二十八宿のうち、東方にあたる七宿の総称。東方七宿の星が全体として龍形であると考えたところから、この名を生じたという。また、木星をいう。蒼龍。せいりょう。
- [ 二 ] 中国青龍寺の略称。また、そこに住した僧、たとえば良賁などをさすこともある。
- [初出の実例]「著有法相宗者、非二僕陽之帰依一、揆二青龍之判経一、㝡澄南唐之後、禀二此一宗一」(出典:依憑天台集(816)序)
せい‐りょう【青龍】
- ( 「りょう」は「龍」の正音、「りゅう」は慣用音 )
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① 東方の守護神。中国、漢代のころ、西方の白虎、南方の朱雀(朱鳥)、北方の玄武と共に四方に配した四神(四獣)の一つ。青は五行説で東方の色を示す。龍形。蒼龍。しょうりゅう。
- [初出の実例]「汝両腕の青龍(〈注〉ホリモノ)を視よ、乃ち余輩の招牌(〈注〉かんばん)也」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二)
- 「金の青龍(セイリョウ)の前立物打ったる金の六十四間の筋兜」(出典:落語・嚔講釈(1900)〈初代三遊亭金馬〉)
- ② 朝廷の儀式や行列の際に用いる旗の名。せいりょうき。しょうりゅうき。しょうりゅう。〔礼記‐曲礼上〕
- ③ 地相・家相の用語。理想的な地形として、家の左方(東)に流水のあることをいう。しょうりゅう。
- [初出の実例]「又池ならびにやり水の尻は、未申の方へいだすべし。青龍の水を白虎の方へ出すべき故也」(出典:作庭記(1040頃か))
- ④ 青い龍。中国で、めでたいしるしとする。蒼龍。しょうりゅう。
- [初出の実例]「去年秋時、子国太子元念禅法師、駕二青龍車一」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)下)
- [その他の文献]〔淮南子‐覧冥訓〕
- [ 2 ] 中国の天文学で、二十八宿のうち、東方にある七宿の総称。東方七宿の星が龍形をなすと考えたところから、この名を生じたという。また木星をいう。蒼龍。しょうりゅう。
せい‐りゅう【青龍】
- 〘 名詞 〙 ( 「りゅう」は「龍」の慣用音 )
- ① =せいりょう(青龍)〔いろは字(1559)〕
- [初出の実例]「むかし爰に永代渕とて青竜(セイリウ)の住て人をなやましける」(出典:一目玉鉾(1686)一)
- ② 「せいりゅうとう(青龍刀)」の略。
- [初出の実例]「青龍と菖蒲和漢らぬ取り合せ」(出典:雑俳・柳多留‐一二〇(1832))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
Sponserd by 
青龍
木行に属し、時では春、方角では東に対応。物事の発達を促進する神で、喜び事・酒食・和合などをあらわす。
出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報
Sponserd by 