青谷寺(読み)あおたにでら

日本歴史地名大系 「青谷寺」の解説

青谷寺
あおたにでら

[現在地名]柏原市青谷

古代の竜田たつた道といわれる街道に沿い、おお(青谷池)の南西岸にある。融通念仏宗、山号源照山、本尊阿弥陀如来。寺伝によると当地にあった草庵に、貞応年間(一二二二―二四)北面の武士浄土宗に帰依して入庵、堂塔を建立して真言宗に転じ北峯山青谷寺と称した。その後、兵火にかかり荒廃したが天正一五年(一五八七)村人の儀之丞が再興し、紀州根来ねごろ寺の僧浄観を請じたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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