面を曝す(読み)オモテヲサラス

デジタル大辞泉 「面を曝す」の意味・読み・例文・類語

おもてさら・す

人前に顔を現す。「報道陣に―・す」
人前で恥をかく。
「かやうに―・す事、前世のむくひといひながら」〈謡・千手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面を曝す」の意味・読み・例文・類語

おもて【面】 を 曝(さら)

  1. 人々の面前に顔をあらわに見せる。
  2. 公衆の面前で恥ずかしい思いをする。恥ずかしい思いをしながら、公衆の面前に立つ。恥をさらす。
    1. [初出の実例]「かく面をさらすもあまりに口惜しく候へば」(出典:謡曲・盛久(1423頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android